内田歯科医院

子供の矯正

子供の矯正

 一口で子供の矯正といっても年齢や、乳歯がどこまで永久歯に交換しているのか、また、不正咬合の種類、機能的な問題をもっているかなどたくさんのバリエーションが想定されます。 数ある注意点の中で、診断・治療をする際にやはり一番気にしなければいけないファクターが成長発育という事になります。ご存知のように人間の顔の成長時期は目から上の上顔面、 目から口までの中顔面、口より下方の下顔面の順に推移していくと言われております。 それらのために私たちは、患者さんにとって何時頃から矯正治療をスタートしたらよいのかを十分な診査の結果お一人お一人に個別化された診断を下すことになるわけです。 私の師匠の一人であるCarl F Gugino 先生の座右の銘の一つに以下の一説があります。

「矯正治療は早く始めれば始めるほど患者さんの歯列や咬合は、ドクターの考え通りに動かすことが出来るが、タイミングを逸するとドクターは自分で立てた診断を妥協していかなければいけない。」

 確かに早期治療は、成長発育を味方につけるか、敵にしてしまうかを決める最初のキーファクターとなります。特に遺伝的背景がある骨格的な症例や、頑固なお口周りの癖などがある場合には3歳前後、 それ以外はほぼ、上下の前歯が4本ずつと6歳臼歯が出てきたころが、一度矯正の先生に診てもらうには多くの場合最適だと思われます。