知っておきたい矯正治療の豆知識

知っておきたい矯正治療の豆知識

矯正治療の豆知識⑮
上顎前突症(いわゆる出っ歯さん)は大きくわけて2つに分けられます。

①歯の傾きが原因で上の前歯が出っ歯に見える(骨格的には大きくずれていない・歯並びに原因がある)

②上顎と下顎の骨に前後的なズレがあって出っ歯に見える(骨格的に大きくずれている)

に分けられます。①と軽度の②の方は、矯正治療単独での治療が可能で、②の骨格的なズレが極度に大きい場合は顎変形症と診断され、矯正治療単独では治療のゴールは得られませんので、手術と矯正治療を合わせた治療(外科的矯正治療)が必要になります。

また顎変形症と診断され、、外科的矯正治療を行なう場合には健康保険の適応となります。但し、保険適応で治療できる病院は、大学病院や国から認められた限られた矯正歯科医院のみとなります。もちろん、おぐら矯正歯科でも治療ができますよ。

今回の発表では、顎変形症と診断された著しい上顎前突の患者さんの治療方法と治療結果についてを発表してまいります。
(※私が大学病院で担当した患者さんで、もちろん患者さんに同意をもらっています。)

その患者さんは、ずっと口元にコンプレックスを感じていらしたそうです。
治療開始前は目を合わせてお話しすることが出来ず、口元を手で覆い隠してお話しする癖がありました。
顎変形症の治療後は、噛み合わせはもちろんの事、骨格的な不正に対して手術を用いて治しているので、見た目も劇的に変わります。
今では相手の目を見て、手で口元を覆わずにお話しするようになり、よく笑う様になりました。
そんな患者さんの内・外面の素敵な変化は、私共にとっても大変・大変嬉しい事です(^^)

矯正治療によって、患者さんのQOL(quality of life:生活の質)をプラスへ向かうお手伝いをする事が、私共の目標の一つであります。

噛み合わせでお悩みの方、口元にコンプレックスをお持ちの方、是非一度ご相談にいらして下さいね。
(※手術を伴う矯正治療(外科的矯正治療)は、『顎変形症』であると診断された方が対象となります。)



矯正治療の豆知識⑭
前回書いたように アレルギー性鼻炎 扁桃肥大 (アデノイド 口蓋扁桃肥大)などで、無呼吸になってしまうと、酸素飽和度(血液中に溶けている酸素の量)が、通常は99%~100%あるものが 一時的にですが 91%くらいまで下がってしまいます。小児ぜんそくの発作を起こしている時に95%となると、入院しての管理を勧められるレベルです。酸素飽和度がこんなに下がってしまっては、生命の危機なわけですから 心臓は体中に酸素を届けるためにより多くの血液を 送り出そうとします。そして心拍数を上げて対応するわけです。

小児の心拍数は安静時では個人差はありますが 80~90回/分くらいです。それが130~140回/分と急激にあがります。ダイエットのための有酸素運動の目安として うっすらと汗をかき軽く息がはずむくらいと形容される状態が110回/分位まで、心拍数を挙げた時です。

小児科の杉山先生は、睡眠時無呼吸の子供たちは毎晩 首を絞められながらかけっこをさせられている かわいそうな子供たちなんです、という表現を使っておられました。

そんなに苦しかったら、目が覚めるだろうとおもわれるでしょうが 小児は脳の発育のために睡眠を優先させるのだそうです。ただ、眠りは浅くなるので 夜泣き 夜尿症という形で現れることもあります。

これらの障害を取り除くには やはり アレルギー性鼻炎の治療 肥大した扁桃の除去が重要になります。小児科 耳鼻科への受診を是非おすすめします。

以前に当院を受診したお子さんが アレルギー性鼻炎がひどく どうしても口呼吸になってしまい、上顎の発育が悪く 反対咬合(うけ口)の状態でした。当院での検査の後、耳鼻科の受診を勧めたところ、耳鼻科の先生に 「ずうっとアレルギーの薬を飲ませ続けたいですか?口でも息はできるのだから大丈夫だよ」と、言われてきた方がいました。

残念ながら小児の睡眠時無呼吸について 見解の違う先生もおられます。最近は ぜんそく長期管理薬やアレルギー性鼻炎へのステロイド点鼻薬など 長期の使用でも副作用の心配がほとんどないものが開発されています。やみくもに薬を怖がるのではなく、正しい管理のもとで使用することはメリットのほうが大きいと思うのです。

小児期に正しい呼吸や睡眠を獲得させてあげられることは、親御さんがお子さんにあげられる一生の宝物となるでしょう。



矯正治療の豆知識⑬
今回は、おぐら矯正のブログで度々ご紹介している睡眠障害についてご紹介します。
先日、山梨大学医学部小児科 杉山 剛先生の講義に出席させて頂きました。
杉山先生は、小児の睡眠障害においてその道の権威でいらっしゃいます。講義内容も歯科との関わりや、最近の子供たちの睡眠事情について分かりやすく講義して下さり、あっという間の二時間でした。

その中から、皆様にとって身近なお話を・・・
脳と身体の疲労を取る唯一の方法が「睡眠」です。
年代によって平均睡眠時間が異なります。たとえば小学生は10.5時間、中学生は8.5時間、高校生8時間、30代7時間、50代6時間。ですが、最近の若者は睡眠時間が圧倒的に減っていることがアンケート調査で分かったそうです。睡眠時間の量はもちろんのこと、質も良くしていかなければなりません。

皆様の中にも寝付くまでの間、スマートフォンをいじっている方がいらっしゃるのではないでしょうか?(かく言う私もそうでした。)
スマートフォンやTV、PCから出ているブルーライトは、眠気物質であるメラトニンを抑制してしまうそうで、目が覚めてしまうんだそうです。メラトニンを抑えるその作用はなんと!エスプレッソ2杯分!!

また、ブルーライトの量は、TV<PC<スマホ なんだそうです。
「寝付くまで~」と思って使用していましたが、寝付くどころかエスプレッソを2杯飲む位目を覚ましていたとは・・・(反省。。。)
皆様も寝る前のブルーライトは控えてくださいね。

まだまだ、学んだことの一部しかお話しできていませんが、長くなりましたのでまたの機会に。



矯正治療の豆知識⑫
子供の場合も昼間にすぐねむってしまうなどの症状は当然ありますが、思い切り遊んでふと気づくと寝ているなんてどんな子でもよくあることです。

  • ・いびきをかく
  • ・頻繁に寝返りをうつ
  • ・夜中に何度も目を覚ます(夜泣きとしてみられることもある)
  • ・のけぞるような不自然な寝姿
など 如何にも苦しそうに寝ている様子が見られます。あと意外なのが夜尿としてあらわれることもあります。息を吸うたびに胸がへこむ様子が見られることもあります(通常息を吸えば胸はふくらみますが、鼻や咽喉など空気の入り口が詰まっているので横隔膜をさげて空気を入れようとすると逆に胸がへこんでしまうのです)これが続くと漏斗胸など身体の変形につながります。

では、なぜ入り口が詰まってしまうのでしょう。
  • ・アレルギー性などの鼻炎
  • ・アデノイド 口蓋扁桃の肥大
  • ・顎が小さい
といったことが子供の睡眠時無呼吸症候群の原因のようです。

こういう子供たちは昼間も鼻呼吸が出来ずに口で呼吸しています。鼻炎の治療をする、アデノイド 口蓋扁桃の除去、顎を広げるといった治療で 睡眠時無呼吸症候群が改善すると、集中力があがる 精神的に安定する 身体の成長が良くなる と言われています。

20年以上前ですが、我が家では週末は親の部屋に泊まりに来ていいというルールがあって土曜日の夜は3人が自分のまくらをもって嬉しそうにやってきていました。親が寝る時は子供たちをかき分けて自分のスペースをつくって休んだものです。

最近は親子そろって川の字でという ご家庭は少ないかもしれません。 今夜はぜひ子供部屋をのぞいてみて下さい



矯正治療の豆知識⑪
良い睡眠の鍵は、なんと朝にあります。

朝、光を浴びてタンパク質を含む朝食をとる。これがその晩しっかり眠るための基本です。

朝ごはんの定番 ハムエッグ、納豆、干魚、たまごかけご飯、ヨーグルト、牛乳などはタンパク質を多く含みます。このたんぱく質のなかには、必須アミノ酸のトリプトファンがふくまれていて、このトリプトファンが光を受けてセロトニンという物質にかわります。

セロトニンは昼間の脳の活動に必要ですが、およそ15時間たつとメラトニンという睡眠物質に変わり、眠くなってくるのです。しかし、この頃に光を受け続けるとメラトニンになりづらくなってしまいます。

例えば11時にベッドにはいるつもりなら、9時頃から部屋を少し暗くしましょう。また、テレビ パソコン 携帯電話などのブルーライトはこの時間帯にはできるだけさけたほうがよいですね。

要するに、昔の人の生活リズムに戻ればいいわけです。ホモサピエンスが誕生してから200万年、夜に電気をつけて活動できるようになってからはまだ100年あまり、科学の進歩に人の身体の機能がついていけない状態になっています。でも、普通の社会生活を営んでいくためには日の出とともに起きて、日没とともに寝るわけにはいきません(南の島の大王は~という歌で 朝日とともに起きてきて夕日と共に寝てしまう♪と歌詞にありましたが、ご存知の方いますか?)朝は同じ時間に起きて、光を浴び、朝ごはんを食べて、夜になったら明かりを少し落とすことで、少し昔の生活に近づけます。

早速、今夜からではなくて明日の朝から試してみてはいかがでしょう。



矯正治療の豆知識⑩
年を超しますと税金の問題がクローズアップされてくると思います。先ずは医療費控除ですが、本院にも掲示してありますしリーフレットも用意してありますので、ご利用下さい。
さて、消費税についてですが、基本的には、料金は外税の形式をとっているものの表示はその総額としてお知らせしておりますので、現在5%で計算しておりますが、消費税8%が施行された時点で、全ての料金に8%の消費税を加えた額を頂く形になります。
詳細につきましては、なるべく早く院内に掲示しまたホームページにも掲載する予定です。



矯正治療の豆知識⑨
今年は、昨年に較べ花粉の量がかなり多いようです。以前にもふれましたが、なるべく早めに耳鼻科に行かれて抗アレルギー薬を処方して頂く事をお奨めします。
鼻づまりの状態が長く続くと口呼吸になり顎や顔面の成長に影響を与えるだけでなく姿勢が悪くなったり、集中力が長続きしなくなると言われてきておりますが、最近は、特に小児における呼吸障害の原因になり、睡眠時無呼吸症候群の予備軍となる事がわかってきています。
お子さんが、寝ているときに、頻繁に寝返りを繰り返したり、呼吸しているときに異常に鳩尾の上の部分がへこむ(漏斗胸)場合は、一度耳鼻科の先生に相談してみるとよいでしょう。私も昨年、耳鼻科医・歯科医・矯正歯科医・麻酔科医・精神科医・看護師・歯科衛生士の先生方が立ち上げた小児呼吸障害研究会で勉強させてもらっています。
何か心当たりがあればご相談ください。



矯正治療の豆知識⑧
今回も、治療についての学術的豆知識というより、よく患者さんに訊かれる事や、患者さん同士で、話題になっている事などについて、Q&A方式でまとめてみました。中には、私達矯正医が考えもしていないことで、矯正治療に怖くて踏み切れないでいる患者さんがおられたりして、私も勉強になりました。

①Q:矯正治療を始めたいのですが、どこの医院に行けばよいのかわかりません。期間も費用も掛かることですしできるだけ信頼できる先生の下で治療を受けたいのですが?
A:
矯正歯科の選択については、一番無難なのは、かかりつけの歯科医に紹介して頂くことだと思います。あとは矯正治療をしている知人に聞いてみることも良いでしょう。また、ネットで、検索し、とにかく行ってみて話しを聞いてみることも一策でしょう。その際に、治療方針・料金・期間等について納得がいくまで時間を掛けて親身になって説明してくれる先生であれば、専門医・一般歯科医を問わず信頼できるはずです。

②Q:矯正治療中にもし先生が病気や事故等で長期間診療が出来なくなったり、お亡くなりになった場合、その後の治療や払い込み済みの料金についてはどうなるのでしょうか? 若い先生よりベテランの先生の方が安心なのですが、その点が心配です。
A:
患者さんやその親御さんが、先生を選ぶ上で気にされている事の上位に入る項目だそうで、私も驚いたのですが、現に紹介された先生が良い先生でも年配の先生だと二の足を踏んでしまうそうです。
寿命は、一概に年齢で決まるわけではありません。実際にまだお若い先生が事故や病気で突然診療できなくなってしまったケースを私も何例か身近に経験しています。その際、あとを継いで下さる先生がいない場合、当面は近隣の先生やその先生の出身大学の矯正歯科の先生が、協力して患者さんの治療を継続し、その後は状況により異なりますが、他の医院への転医や費用の返済などについて、医院と患者さん双方で相談して決めているようです。
また、一般的に矯正医の多くは、それなりの年齢になると、自分の患者さんをいろいろな手段により全て終了できるようにと考え始めます。たとえば、自分が働ける年齢から平均矯正治療期間(例えば5年間)を逆算してその年齢になったら新患を受けないようにするとか、診療室を継いでくれる先生を確保しておくとかの対策を講じています。幸い当院では、副院長が2人おりどちらも十分な知識と技術を持っていますので患者さんも安心してご自身の治療を任せれられるはずです。また、大学病院の矯正科に一人、歯科大学に在籍しているものが一人、計2人の息子がおりますので、突然何か起きても患者さんに不安なく治療を継続して頂けると思います。

③Q:転勤や進学による転居で、通院中の医院に通えなくなった場合やその可能性がある場 合は落ち着き先が決まってから矯正治療をスタートすべきですか?
A:
転居の可能性が数ヶ月先にある場合などは、はっきりしてから治療を始められた方がよいでしょう。しかし、矯正治療の場合、成長期にある患者さんにとって1年間という期間はかなり治療に影響を与える可能性も考えられるので、もし転居まで1年間以上あるのならば、その旨先生にお伝えしておけば、治療費の問題や、転居先で治療を継続して下さる先生の紹介など便宜を図ってくれるはずです。

④Q:矯正治療中に、結婚式を挙げることになったのですが,とか、卒業写真や、成人式の写真の前撮りがあるので数日間装置をはずすことができますか?
A:
原則的に可能です。他にも妊娠されて装置をつけたまま出産することも問題ありませんし、事故や病気でM.R.I.などの検査を受ける時なども一時的に装置をはずす事は、可能です。ただ、先生によっては追加の料金が必要になる事もあると思います。



矯正治療の豆知識⑦
今回は、治療についての学術的豆知識というより、よく患者さんに訊かれる事や、患者さん同士で、話題にしている事などについて、Q&A方式でまとめてみました。

①矯正治療中の息子が学校で友達にぶつかり歯がブラブラになってしまったので通っている矯正歯科に行き固定してもらった。以前友達が同じ経験をしてその時かかった医療費について、担任の先生に相談したら申請用紙を渡され、ほぼ全額返金してくれたということを聞いたのですが?
基本的に学校内で生じた事故による外傷の治療については、申請すれば殆どの場合治療費を行政が負担してくれますが、あくまで健康保険を適用した場合のみで、矯正のような自費治療を行っている歯科医院での治療については、返金の申請ができません。できれば、矯正の先生に連絡をとり指示を仰ぐか、かかりつけの一般歯科にまず行ってから、その後の事については、指示を仰ぐのがよいでしょう。また、歯が抜けてしまったばあいには、できるだけ1時間以内に抜けた歯を持って歯科医を受診しましょう。その際歯は、乾燥しないように理想的には、保健室にある生理的食塩水につけて持ってくるか、なければ牛乳につけて持ってくるのがよいでしょう。とにかく急いで診てもらいましょう。
②矯正治療には、子供医療費助成受給券は利用できますか?
原則的にこの助成制度は保険診療を対象としておりますので残念ながら矯正治療には、適用されないようです。



矯正治療の豆知識⑥
花粉症等、アレルギー疾患でお悩みの患者さんには、一年で、一番過ごしやすい時期となりました。どうしても鼻炎などを呈している患者さんは、鼻でなく口で呼吸をしてしまい、その結果猫背のように姿勢が悪くなり、鼻で呼吸ができる時期なのに、癖で口呼吸をしてしまうようです。是非この夏を利用して背筋を伸ばして、お鼻で呼吸するように、ご家族みんなで、努力してみて下さい。



矯正治療の豆知識⑤
一般的には過ごし易い季節となりましたが、実は真夏の快適さを惜しむ方もたくさんいらっしゃいます。
矯正治療の豆知識②③でとりあげたアレルギー性鼻炎が原因で口呼吸をしている方達です。アレルギー性鼻炎には、その原因となる物質 (アレルゲン)が、一つ以上存在します。そのアレルゲンには、一年中存在するもの(例えば、猫の毛やほこりなど),や季節的に現れるものとがあります。特に季節的なものとしては、杉花粉が有名ですが、その他にも季節ごとに数多くのアレルゲンが存在します。
一年を通してみると真夏の時期が、季節的なアレルゲンが少ないとされています。つまり真夏はアレルギー性鼻炎の患者さんにとっては、一年で一番快適な時期だったわけです。さて、秋になりブタクサ(よく間違えられるのですが背の高い黄色い花をつけるのはセイタカアワダチ草で、ブタクサは右図です。) を初めとして多くのアレルゲンとなるものが、次々出てきます。できれば暑い季節は汗をかいてできないので、耳鼻科でアレルゲン特定のパッチテストをすることをお勧めします。



矯正治療に関する豆知識④
例年、春先や夏休み明けの時期になると親の転勤による転居や、ご自身が遠隔地の大学に入学したりなどで、当院に通院が難しくなるケースが出てきます。
特に今年は、多いようで今現在3名の患者さんが、当院より転医して行き5名の患者さんが当院に転医して来られました。そんな時でも、
転居先の近隣で信頼出来る先生を国内外問わず、お探ししスムースに治療が継続できるように致します。また、状況に応じ矯正治療料金の一部返却も致します。



矯正治療に関する豆知識③
口呼吸を短期間に改善するのはかなり難しい事ですが、矯正治療を出来るだけ早く終了しその後も良い状態を維持して行く為には、欠かせない事です。
出来るだけ簡単な方法で、家にいる時や通勤・通学の時間帯に、できれば毎日以下のトレーニングを是非試してみてください。

1):直径25mm程度の軽めのボタンを写真の様に上下の唇ではさみ、 毎日10~15分程度テレビを見ながらでも、本を読みながらでもよいので、 口を閉じている習慣をつけましょう。
その際ボタンは、歯で噛むのでなく上下の唇だけで挟むようにして、呑み込むと危険なので、必ずひもをつけましょう。

2):口呼吸をしているとだんだん姿勢が悪くなり、猫背になってきます。その際、口で呼吸しないように指導するのでなく、いつも背筋を伸ばして姿勢を正して、テレビを見たり・勉強したり・食事したりするように指導しましょう。勉強机用の椅子で背筋が伸びるようなものも販売されています。¥15,000~¥30,000と割高ですが、口で呼吸がしにくくなりその結果、鼻呼吸する割合が増え、同時に身長の伸びも姿勢が悪い状態で成長期を過ごすより大きく出るはずです。「姿勢を良くする椅子」のキーワードでネット検索してみてください。B社のものなどがお勧めでしょうか。



矯正治療に関する豆知識②: 口呼吸は、矯正治療にとっては「天敵」です
正しい呼吸法は、通常鼻呼吸とされています。さて、なぜ鼻ではなく口で呼吸をしてしまうのでしょう。一つは、単純に鼻炎などで鼻がつまっている場合。他にも、扁桃腺が大きい場合や、喘息などで口で呼吸せざるを得ない場合や上の前歯が出ていて物理的に口が閉じられない場合などがあります。また、最近よく見かけるのは、お母さんやお父さんが、いつも口を開いて息をするのを小さい時からずっと見て育ってきたために鼻がつまっていないのに口で呼吸してしまう患者さんです。 鼻呼吸ができていないとちょっとお鼻が上を向いたり、目の下にえんじ色の隈ができたりします。鼻で呼吸をしないと周囲の血行が悪くなり、お顔の中央の発育が悪くなったり、ある耳鼻科の先生の説では、脳への血流も悪くなりその結果脳内が酸素不足となり、集中力がなくなったりするようです。
口呼吸を直すにはどうすればよいのでしょうか?とりあえず原因を取り除けばよいのですが、中々、簡単にはいきません。特にアレルギー体質の方は根気強い耳鼻科的治療が必要となります。その他鼻呼吸がし易くなるようなトレーニングもありますが、詳細については、当院来院時にお尋ねになるか次回更新時の豆知識③を参考にしてください。



矯正治療に関する豆知識①: ペットボトルオンザテーブル症候群にはご注意を
聞き慣れない言葉でしょう。でも現代っ子達には、多く認められます。決して病気ではありませんが、口呼吸と双璧をなす不正咬合の原因となります。貴方のお宅では、食事時テーブルの上にお茶や、お水が出ていませんか。そしてごはんやおかずを一噛み・二噛みして、あとはお水などで流し込んでいませんか。いわゆる「流し込み喰い」です。顎の成長・発育にとっては、よく噛んで自分の唾液をよくださせてそして飲み込む事、これがとても重要です。!!

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