おぐら矯正歯科

あなたの歯並びは?

歯並びや咬み合わせにはいろいろなタイプがあります。 厳密にいえば、二つと同じものはないといっても過言ではないでしょう。 ですので、あなたの口腔内の状況をしっかりと正確に診査・資料採取・分析・診断という細密な過程を踏んで把握していかねばなりません。 ここでは、ざっくりと現在の貴方やお子様の状況を診て頂き、どんなタイプの歯並びなのか?どういう治療が何時頃からなされるかを可及的に実際当院で使っている装置の紹介も含め御覧頂きます。

*当院のホームページもお陰様で今回で4回目のリニューアルとなりますが,この項目も含めて色々な点で消化不良のような感じをうけるかもしれません。
それは、「医療に関する広告の規制」というものが、以前より存在しておりましたが、年々厳しくなってきており更に、2018年1月に「医療広告に関する省令・告示(案),ガイドライン(改定案)」 を示し6月1日から施行されております。 これをまともに解釈すると、歯並びの写真の掲載なら事前に口腔内の写真について個人が特定しにくく患者さんのOKというご了承を頂いていれば、 ホームページなどに掲載しても問題なかったのですが、今回はもう少し厳しく判定するようです。特に治療の前後の画像の比較(所謂Before・After)などで 掲載してしまうと不可とされることもあるとのことです。そんな訳で当院ではコンプライアンスを原則として、その枠の中で、分かり易いホームページにしていこうと考えております。 さて、前置きが長くなりましたが、不正咬合、歯列不正について貴方はどんな感じで、何を気になされているのでしょうか?  以下に代表的な症例や治療開始の時期や装置のことなど書き記しましたのでご覧ください。

乳歯列期の交叉咬合

乳歯列(まだ永久歯が1本も生えていない)の段階での矯正治療はあまり多くはありませんが、 右の画像の様に上下の歯列の幅径がマッチしていないか反対咬合の遺伝的背景を持っているお子さんの場合は乳歯列であっても 矯正治療をされる先生に伺ったほうがよいでしょう。

じっとしてくれないので装置の印象や調整は、大変でした。でも短期間で綺麗になりました。ただ、遺伝があるので まだこれからです。

混合歯列後期の交叉咬合

上述の咬合と同様ですが、場合によっては正面から見るとお顔が曲がって見えることがあります。 この患者さんは、早めに上下の歯列の幅径を合わせて咬み合わせのトレーニングと併行して行なったので治ってからも安定しています。 このタイプの咬み合わせは、口呼吸や頬杖、うつ伏せ寝などの患者さんに見られる様です。

混合歯列期の叢生

今「受け口」を抜いて、一番多い症例が「叢生」です。
要は、顎の成長と歯の大きさのミスマッチなのですが、右の写真に見られる様に上顎の裏側が粘土を親指で強く押したような深い凹みが認められます。
また、叢生を呈している場合、機能的な問題を有していることが多いのでなるべく混合歯列の早期に解決しておくことが重要です。
問題点をたくさん持っているほど治療が大変になるので、根気が入りますが頑張りましょう。
鼻閉・口呼吸・姿勢・不良習癖・嚥下など皆判子で押したような口の中をしています。

混合歯列期の上顎前突

永久歯列期の上顎前突

上述の上顎前突より派手に見えますがこちらは、 成長も終わりスペースが足りないため上の永久歯を2本抜いてスペースを作り治療を行ないました。
因みに、上顎の成長のピークは個人差はありますが女子で8~10歳、男子で10~12歳、下顎は女子で 12~15歳、男子で14~18歳といわれています。

下顎前突

上の前歯より下の前歯の方が噛んだ時に前に出ている状態。 この歯並びもどちらかというと上顎の前方成長が小さく下の方が出ている様に見えてしまうパターンの方が多く見られます。

開咬(筋機能訓練のみで治療したもの)

そもそも、開咬には複数の原因論がありその原因の一つが舌癖と言われております。 うまく患者さんの協力を得られると装置を使わなくても舌の訓練のみでかなり改善することも認められます。

空隙歯列(正中離開)

この症例では上唇小帯の付着位置が前歯に近すぎて上唇を動かす度に正中部にテ ンションがかかり本来なら自然に治癒するスペースも小帯切除という外科処置を行なって治すこともしばしばみられます。


他にもまだ多くの種類の歯列と咬合の不正が認められますが、いろいろなパターンはあるものの簡単にその状況を表現することができます。

年齢、乳歯は残っているか、上の永久歯の前歯がでているか、逆に下の前歯がでているのか。 特に前歯がうまく生えて来ずに凸凹しているか、奥歯は噛んでいるのに前歯が上下でまったく当らないか。 などお子さんやご自分の口の中を覗いてみましょう。重要な情報が得られるかもしれませんよ。そしてその状況を上述のようにまとめて先ずはかかりつけの歯科医に 相談してみる。これが一番です。