内田歯科医院

矯正装置の種類

当院の治療法について

患者様の年齢や、歯並び、噛み合せ、機能的な問題の有無や検査の結果などを分析し診断が下されます。そして、治療方針、開始時期、治療期間や使用する装置の種類などが、決定します。 口腔内の状態や検査によって得られたデータは千差万別で、言い換えれば同じ症例は存在しないといっても過言ではありません。そこで当院では、アメリカのリケッツ先生が立ち上げ、 その後やはりアメリカのグジーノ先生等が創始者である「ゼロベースバイオプログレッシブ法」を使って臨床を行なって参りました。それはこの治療法の理念である症例の難易度に応じて治療目標を設定し、 更にそれを個別化することにより、正確な診断・治療を可能にし、診査→診断→治療が直結しているからです。 また、診断の際に目で見る治療目標(V.T.P.)を作成し常に今の状況をモニターしながら治療ができるので安全な治療を可能にしてくれています。
さて、具体的な治療法と装置ですが、当院では以下のような装置を通常使用しています。


床矯正装置

自分で取り外しのできる装置 狭い顎を拡大したり、隙間を閉じたり、歯の単純な移動はできるが複雑な歯の移動は、難しい。但し、歯磨きはし易く虫歯になりにくいと言われているが、本人の協力次第である。

拡大装置

自分で取り外しのできる装置とできない装置がある。
お互い利点・欠点があるが、拡大量や口腔内の状況によりどちらを使うかを決定する。

マウスピース型矯正装置

半透明な弾力性のある素材でできた、取り外し可能なマウスピースの様な装置で、治療中何度か作り直す必要があります。 一日中装着することが難しいので、比較的治療期間が長くかかり、また適応症例も限られる。

機能的矯正装置

取り外し可能な装置で、他の装置と違いスプリングやゴムなどで歯動かすのではなく、噛む力や前に出した下顎が元に戻ろうとする機能力を用いて、 上下顎の調和を計る装置である。主に成長期の患者様に使用する。

固定式の矯正装置(ブレース)

いわゆる一般的に矯正装置といわれている装置で、当院では、エッジワイズ法(*1)の一つである ゼロベースバイオプログレッシブ法(*2)により行い、歯の表側にセラミック製のブラケット(*3)という装置をつけますが、 奥歯だけにはバンド(*4)という金属製の装置をつけます。 奥歯は固定しておきたいので、両方の奥歯のバンドをワイヤーで連結したり、拡大のために特殊なワイヤーが付いているものもあります(*5)

1. エッジワイズ法は、現在世界中で一番使われている治療法で、歯面にワイヤーを通すためのブラケットを接着剤でつけ、 そのほぼ中央に水平に刻まれている断面が長方形の溝に、同じく断面が長方形のワイヤーを入れて歯を動かす方法です。そしてこの装置全部をまとめてブレースといいます。 多くの患者様がこれらの装置の事をよくブリッジとよんでいるのを耳にしますが、間違いです。
また、治療の概念や、装置の使い方などによりエッジワイズ法の中にもいくつかの治療法があります。


2. ゼロベースバイオプログレッシブ法は、エッジワイズ法の一つで、特徴としては歯並びを前歯と左右の横の歯の3つのブロックに分けて、 動かす方法で、歯並びを治すだけでなく、その原因ともなる呼吸、呑み込み、姿勢や指しゃぶり等の癖などの機能的問題の解決を先ず行い、その後弱い力で歯の移動を行なう生物学的に歯にやさしい治療法です。

  


3. ブラケットは、歯の表面に接着剤で付け、ワイヤーを結びつけ歯を動かすための力を伝える装置で、金属製のものや目立ちにくいセラミック製のものがあります。


4. バンドは主に奥歯に使用され、目的はブラケットと同じです。


5. 隙間を利用して前歯を引っ込める際に、奥歯が動かないように固定しておくための装置で、いろいろなデザインがあります。