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2018.05.22

もしもの為に

こんにちは、副院長の真由美です。
少し前になりますが、1月2月3月と続けて歯科医師会のBLSの講習会にスタッフの加藤さんと参加してきました。
BLSとは Basic Life Support(一時救命処置)の略称です。一時救命処置とは、急に倒れたり、窒息を起こした人に対してその場にいた人が救急隊や医師に引き継ぐまでの処置の事をいいます。一回目は胸骨圧迫(心マッサージ)二回目は人工呼吸をプラスしたコース。そして3月に受けたものが小児 乳児の場合まで想定されたAHA(アメリカ心臓協会)のBLS資格取得コースでした。

もしもの為に

歯科診療中に急に意識をなくしてしまった場合、高齢者の方、持病のある方、薬剤に極端なアレルギーのある方などが想定されます。また、口腔内に入れている器具 装置が気管に落ちて窒息してしまった場合などが考えられます。
もちろん家庭内で、家族が倒れたり 出先でだれか倒れてしまった人に出会ってしまうかもしれません。
そんな時に 知識としてはわかっているつもりでも、実際倒れている人を目の前にして、何から始めたらいいのか戸惑いますよね。
マネキン人形を使って(小児サイズのマネキン 乳児サイズのマネキンも使いました)発見から周囲のひとへの協力の要請 脈拍呼吸の確認 胸骨圧迫と人工呼吸の開始 AEDの使用 胸骨圧迫と人工呼吸を救急隊が来るまでの時間(全国平均で8.5分)継続します。

もしもの為に2

インストラクターからは ”明日は皆さん筋肉痛になりますよー” と言われて始めは笑っていましたが3分を過ぎるころにはかなりつらい状態になり、6センチ沈むようにがんばって!この人の命あなたにかかってますからね!と叱咤激励されて頑張りました。矯正歯科では、めったに出会うことはないかもしれませんが、もしもの時に患者様の最悪の状態に遭遇してしまった場合に役に立てればいいなとおもっています。

 

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