副院長の真由美です。
この一年どんな年でしたか?
嬉しいことがあった人 残念なことがあった人ただ平凡~な一年だった人‥
それでもみんな頑張って過ごしてきたのです。とにかく時間だけは皆平等に与えられたものあるいは平等に過ぎてゆくものです。後5日で新しい年になるのですから心新たにまた歩き出しましょう。
時間と言えば 皆さん千葉駅をご利用になりますか?
今、駅舎を含め駅ビルの建て替えを行っています。
2011年10月に駅ビルの解体が始まり来年秋頃に新駅舎3Fのえきなかが一部開業、駅ビルの全面開業は2018年になる予定だそうです。
なんと8年もかかるのですね!ふつうビルは1~2年あれば完成しますし、あのスカイツリーでも3年半の工事期間でした。ではなぜ千葉駅は8年もかかるのか?
それは使いながら建てているからなんです。最近はちょっと落ち着きましたが、しょっちゅう階段の位置が変わったりしていましたよね。
一部を壊して使える部分を移動してまたそこを壊してを何度も繰り返しながら工事を進めていくからなんです。
建て替えの間千葉駅に電車を来なくしてしまえばうんと短い期間で建てられるのでしょうが、電車がみんな一駅手前で止まってしまっては、大混乱になってしまいますものね!
【新】千葉駅東口エントランス
実はこれ矯正治療にもつながる話なんです。
たとえば前歯を後ろに引いてきたいとき、咬み合わせる歯が邪魔をしてしまうことがよくあります。
歯は咬む面が平らではないので、時には山を一つ越えてゆかなければならないことすらあります。
この歯がここまで行く間咬まないでね、ごはんは食べないでね、というわけにはいきませんよね。
そこで、なるべく当たらないように少し迂回させて動かしたり、歯の高さを低くするような力を加えたり、いろいろと工夫するわけです。
それでも歯のかみ合う場所がかわると噛みづらいし、歯を支える顎の骨の中の神経がパニックをおこして痛みがでたり、あるいは装置が何度も外れてしまったりと思うように治療が進まないこともよくあります。
一生懸命に通っているのに、なんだかちっとも歯が動いていない気がする、とか右は動いているけど左が動いていない?などと感じることもあるかもしれません。
でも、一山超えるとするすると動き出す時がきますので、あせらずじっくりとお互いに頑張りましょう。
ただ、駅ビルの工事と違うところはしっかりと咬んだ方が歯がよく動くことも事実なのです。
歯を支える顎の骨の中の血流が良くなるからかな?と思っています。
調整後の痛みのある時以外は 矯正中も食事はよく噛んで召し上がることを心掛けて下さい。
今年も皆様のご協力のおかげでおぐら矯正歯科も無事に一年を終えることが出来ます。
ありがとうございました。
佳いお年をお迎えください
最後は30年毎年作っている我が家のクリスマスケーキです