眠る為には お布団と枕がいりますよね。
枕は古代エジプトの墳墓からも発見されていて、あのアウストラロピテクスの頭蓋骨の下にも砕かれた石がしかれていたそうです。
これは儀礼的なものかもしれませんが。
ゴロンと横になった時にやはり頭の下に何か欲しいと感じ、そばにある座布団とかクッションとかあるいは本だったり、なにもなければ自分の腕をおきたくなる‥‥
枕の材質は実に様々なものがあります。
そばがら もみ殻 小豆 ウレタン プラスチックパイプ スポンジ パンヤ 羽毛 空気 発泡天然ゴム ポリウレタン ポリエステル
そばがらはそばアレルギーの方はだめですね。
ゴムもラテックスアレルギーがありますし、もみ殻 小豆は現代では使っている方は少ないでしょうし売っているものも見た事がありません。
それ以外の材質ものものでも 枕には頭皮(ふけ)汗 脂 が付着してダニのエサになりますので、枕カバーは週に一度 枕本体も数か月に一度の洗濯とこまめにお日様に干したり、乾燥させたりが必要だそうです。となると、洗える素材のものがいいでしょう。
枕の硬さや高さはそれぞれ好みの分かれるところですが、自分に合った枕をみつけるにはどうしたらいいでしょうか。
最近では 寝具売り場で実際に横になって試してみられるところも増えてきました。
その場合でも仰向けでねてみて高さや硬さがいいかを判断している方が多いのではないでしょうか。
でも、寝ている間ずっと仰向けの方はいません。右に左にと10回以上寝返りをうつことが必要です。寝返りは
①姿勢を変えることで身体の一部分にかかる負担を分散させたり日中の身体のアンバランスを矯正する。
②レム睡眠 ノンレム睡眠 などの睡眠段階の移行をスムースにする。
③寝床内の温度湿度を調節する。
この3つが寝返りの主な理由とされています。
ふわっと包み込んでくれるような柔らかい枕は寝た瞬間はとても気持ちよく、シアワセ~な気持ちになれるのですが、ここから寝返りを打とうとすると よいしょっという感じで力がいります。とにかく頭は重いのです。②のように睡眠段階を変えるということは 眠りの深さが変わるときで眠りが浅いので、力を入れるたびに目がさめてしまいやすく、熟睡感のない睡眠になりやすいのです。
これは敷布団やベッドのマットにもいえることで、低反発のように沈み込むタイプは寝返りのしやすさという点では劣るようにおもいます。
今使っている枕でもバスタオルを足したりして、寝返りがうちやすいように改良してみてください。
今回のアレンジは フルーツリースです。
オレンジはほんものです!