副院長の真由美です。
千葉市は今後30年間に震度6以上の地震が起こる確率が全国トップと報じられてしまいました。そこで、診療中に大きな地震が来た時の対処や予め対策をとっておくことについてもう一度勉強しておこうということで、スタッフのみんなと錦糸町にある本所防災館に行ってきました。
JR錦糸町から歩いて5分ほどのところにある本所防災館は東京消防庁が防災の考えを広めるために広く開放している施設です。学校や自治会単位で来られる方も多く体験コースの予約はちょっと取りづらかったです。
今回私達が体験してきたものは
消火体験(消火器を使ってスクリーンの天ぷら火災を消す)
煙体験 (煙の充満した廊下を姿勢を低くして移動しながら非常出口から脱出する)
地震体験(ダイニングキッチンで震度7の揺れを体験する)
暴風雨体験(風速30メートル時間雨量50ミリの暴風雨をカッパを着て体験する)
煙は安全なものを使っているとのことですが、実際は鼻や目に刺激のあるものだろうし視界が効かないというのはとても不安な事でした。今回は地震が来るとわかっているので身構える事ができますが、突然やってきたら立っていることもできないし、倒れてくるものから身を守る事なんて無理なことだとわかりました。
なので、家具などを固定しておくことの重要性を改めて感じました。
この日は偶然バーチャルの地震体験のできる起震車が来ていてそれも体験できました。食器棚から食器が降って来たり目の前で家具が倒れたりで、かなりリアルな体験でした。
その後岩澤ビルの避難経路の確認や非常持ち出し品の再点検をしました。
ここのところ大きな水害や火事もあり、これから台風の季節もやってきます。できるだけの備えをしておくことは決して無駄にはならないと思います。
皆さんも、もう一度自分の命を更には大切な人の命を守る備えを考えてみてください。