秋と言えば、「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「紅葉の秋」などありますが、「読書の秋」というのもお忘れなく。
唐の歌人韓愈の詠んだ詩に「灯火親しむべし」という一節があります。
意味としては、秋になると涼しさが心地よく感じられ灯りの下で読書をするにはちょうど良い季節であるという事です。
読書や勉強をする時の最適な寒からず暑からずの室温が18度前後という事ですので、丁度秋たけなわの今頃なのでしょう。
と言う訳で私も、先週講習会を開催し講演も行なってきました。ゼロベースという診断法に基いて治療を行なう矯正歯科の先生がたの勉強会なのですが、多分この手の勉強会としては、日本最大クラスだと思います。
今、色々な矯正のテクニックが出てきましたが我々の場合テクニックや材料ではなく、いかに正しい診断を立て治療目標を設定しゴールに患者さんを連れて行くかというのが、特徴となっています。ゼロベースという矯正治療法覚えて下さいね。
そこで、今回は少子高齢化が進み矯正治療を受ける年齢層も小児から年配の方まで幅が広くなってきました。
当院でも3歳から64歳までの患者さんが矯正治療をされています。
現在、30歳以上の成人の約80%が歯周病に罹患していると言われています。
また数は多くありませんが20歳以下の若年層でも歯周病に罹患することがあります。
今までは若年性歯周病と言われておりましたが現在では侵襲性歯周炎と呼ばれています。
という情勢を踏まえて歯周炎並びに歯周病に罹患している患者さんの矯正治療について講演して参りました。
大分歯周病については勉強したので(講演するので勉強せざるおえなかった)なので年齢に関わらず歯並び噛み合わせに不安を感じられている方は、是非ご相談下さい。
最後に皆さんも秋の夜長、たまには読書などされてはいかがでしょう。