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2018.03.18

花粉症の季節

こんにちは。
小倉弘之です。最近気温も上がり、風の強い日も多いためスギ花粉の飛散が本格的に始まってきました。私は小学生の頃から花粉症で今では年明け頃から予防で薬を飲み始めるほどの重度の花粉症です。最近私が気になっているのが2014年より保険導入された舌下免疫療法という治療法です。
従来の薬や点鼻薬により一時的に症状を抑える治療と異なり、花粉のエキスを薄めたものを体内に取り込み身体を慣らしていくことで根本的に改善するという治療法です。どのように治療を行っていくかというと液体もしくは錠剤を舌の下に毎日投与していきます。
治療がうまくいくと花粉症の症状がなくなるまたは軽減すると言われています。注意する点として現在100%の確率で効果が得られるわけでなく、80%程度だと言われています。また治療は長期にわたり、少なくとも3年以上の服用が推奨されています。
治療期間は長期にわたりますし、毎日欠かさずに服用する必要がありますので大変ですが、花粉症のつらさが軽減することを考えるとやる価値は十分にあると思います。花粉症は矯正治療とも大きく関係していて、花粉症により鼻がつまり口呼吸になってしまうと歯並びに悪影響を及ぼすと言われています。
特に成長期のお子さんの場合はその影響が顕著にみられます。舌下免疫療法はお子さんでも行えることが多いので気になる方は将来への投資として、お近くの舌下免疫療法を行っている耳鼻科の先生に相談してみてください。

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