こんにちは、中村です
最近ニュースで沖縄県での麻疹の流行が確認されましたね。みなさん麻疹の予防接種はしていますでしょうか??
正直覚えていないという方も多いかと思います。そのような場合は母子健康手帳で確認してみてください。
私は大学病院勤務時に麻疹の抗体検査をして、免疫がないことが発覚しました!その後無事、麻疹の予防接種を受けました。
麻疹は毎年春から初夏にかけて流行が見られます。麻疹は感染力が強いのが特徴で、手洗いやマスクのみでの予防はできないため、予防接種が最も有効な予防法と言われています。
国立感染症研究所によると、麻疹のワクチン(麻疹・風疹混合ワクチンを含む)を摂取すると95%以上の人が免疫を獲得することができ、2回目のワクチン接種をすることによりさらに免疫獲得の確率をあげることができます。接種してから長い年月が経つと免疫も低下してきている可能性があるので、2回目のワクチン接種を受けることが予防になるとのことです。
平成2年4月以降(~28歳)に生まれた人は定期接種を2回受けていますが、昭和47年10月~平成2年3月(28歳~45歳)までに生まれた人は定期接種は1回のみ昭和47年9月以前(45歳~)に生まれた人は定期接種はなかったとのことです。
感染すると1週間~10日の潜伏期間を経てから、発熱・咳・鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日の熱が続いた後に、39℃以上の高熱と発疹が現れます。
妊娠中に麻疹にかかると、流産や早産を起こす可能性があるため、免疫がない場合は人混みを避けるなど注意が必要です。妊娠中に麻疹の予防接種は出来ないので、妊娠を考えている方はぜひこの機会にワクチン接種を検討してみてくださいね!!
また、小さいお子さんがいらっしゃる方、心配ですよね・・・麻疹・風疹ワクチンの定期接種は1歳からです。
しかし、任意の接種であれば1歳前からもできる場合があるとのことです。
どうしても不安な場合は、かかりつけの小児科でご相談くださいね!!
2018.04.18