副院長の真由美です。
10月20日、21日はBIOPROGRESSIVE STUDY CLUB JAPAN の第37回学術大会でした。
院長と飯島先生と私で参加いたしました。開催地は滋賀県草津市です。関東の人にとっては草津は草津温泉を思い浮かべますよね。でも、滋賀県草津市は琵琶湖に面したかなり大きな地方都市でした。
大会のテーマは「診断と治療メカニクスの実際」ということで、色々な先生方がご自分の得意とされる治療のプロセスなどを紹介して下さいました。日々の診療の中でヒントになるようなことも多くとても勉強になりました。何事にしても目指すゴールは同じでもそのプロセスは多岐にわたります。
このスタディクラブは基本的な診断方法やメカニクスが近い先生方の集まりになりますので、全国から集まったこのような機会にうちから転医していかれた患者様のその後の状態を伺ったりまたその逆もあるので、お互い様々な情報を交換する良い機会になります。
今回の特別講演(矯正歯科ではない方が講演されることが多いです)では、京都府立医科大学学長の 竹中 洋先生(耳鼻咽喉科)が話されました。矯正と耳鼻咽喉は本当に密接に関わってくる領域ですので、とても興味深く聴きました。現代の高温多湿の住環境では幼いうちにダニ感作がおこる。
花粉症を発症する人は100%ダニに感作されているという事で、口呼吸になってしまう子供達が増えてくるのはこういった背景があるのだと納得しました。
帰りに寄った比叡山から見た琵琶湖です。あいにくお天気がいまいちで残念でした。
2019.11.01